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会社設立20周年の社員旅行でシルバーウィークに台湾行ってきました!ようやくグアム以外の海外行けたよ!
現地ガイドさんが大当たりで面白い人だったので旅行レポも長いです。




・一日目
羽田国際線~台湾松山空港路線。
成田空港とか羽田国内線は全力疾走したイメージしか無いけど羽田空港は優しいそこそこの広さでした。シルバーウィークなのに人も少なかったし。



行きも帰りも台湾のエバー航空。キ●ィ様全面崇拝でした。飛行機の側面、搭乗券キテ●様。



機内で使うプラスチックのナイフフォークスプーンも●ティ様。



機内食のウィンナーもキティ様プリント。ちなみにこのプラスチック食器は持ち帰りました。我が家でとても活躍中です。

着いて最初に行ったのが忠烈祠という戦没者を祀る場所。ちょうど衛兵交代が見れる時間でした。



地面にうっすらある茶色いラインは毎日同じ場所を歩いた結果できた跡だそうです。
ちなみに台湾は徴兵制。徴兵に応じないと碌な就職口と縁談が来ないそう。厳しい。
陸・海・空と海兵隊があるそうなのですが、何処に配属されるかはくじ引きだそうです。え、海兵隊って栄誉職じゃないの!?ってそこにびっくりしました。一番人気は陸軍だそう。
各配属先ででABCDの4段階に分かれ、この衛兵になれるのは身長175cm以上の人のみ。つまり立っている方はすべからく若手イケメンエリート。軍隊によって制服が違うらしく、ここで見たのは青=空の色で空軍の衛兵さん。陸軍が緑、海軍は一番お洒落さんで(なんかイメージ通りで納得)夏は白セーラー冬は黒。

この後故宮博物館へ。世界三大博物館の一つで予約制の超人気だとか。



各国の人が入り乱れているので『割り込みされないよう頑張って!』というガイドさんの激励に笑いました。
しかしこの博物館の目玉が宝石で作った白菜と豚バラ。大変細工の素晴らしいものだってのは解るんですが白菜と豚バラ。何故その二つ…?と思わないでもないが、食品サンプルに異様な熱を入れる日本人には何も言えないかと。
ちなみにこの白菜(本名:翠玉白菜)昔側室に上がる娘に嫁入り道具として作らせた縁起物。白菜の上部に大小二つの虫がいて、それを親子と見たて子孫繁栄のお守りとして持たせたらしい。この時代の側室は王様との間に子供さえ産んでしまえば出世は間違い無しなので、きちんと植木鉢と土も宝玉と漆で作って。しかしこの御側室、御正室に嫌われて生涯子を持つ事は無かったそうな。
つまり子孫繁栄のお守りとしてご利益期待できず。
他にも中国の器の時代ごとの移り変わりとか(青磁→白磁→西洋文明流入→綺麗なだけじゃ価値が低い、ここは一発アイディア勝負時期)面白かったのですが何分人が多い。あと日本人の旅行は常に駆け足。もっとゆったり見たかったです。
展示物に翡翠の腕輪とかあって、お寺とか行けば年配の現地の女性は今も両腕にはめている風習があるとか。理由が昔は纏足の風習があった為、女性は転びやすかった。そして咄嗟に両手をつくと、自分の代わりに砕けてくれる腕輪。こうして身代わりお守りととなったそう。

そしてホテルはリージェントタイペイ。



ホテルの中にブランドショップがわんさか入ってるようなホテルだよ!スワロフスキーがかわいく見えるよ!漢字で書くと晶華酒店。外資のホテルでも中国名?が与えられるんだとちょっとわくわく。
ただっ広いロビー↓



ホテルの前にセブンイレブンがあってそこでお土産買ったりしていたのですが、立地の関係上現地の人も観光客も来るはずなのに何故か自動ドアをくぐった途端に『こんにちはー』と掛けられる日本語。よっぽど平和ボケした日本人顔らしい。おでんのノリで売られてる煮卵(保温というより強沸騰状態)がとても気になったのですが、この旅行中胃袋に隙ができる時が無かった。

夕食は台湾料理のコースだったのですが、この旅行中朝ご飯以外はすべてコース料理のフードファイト状態で正直一日目の夕飯は記憶に残っていません…




一生懸命思い起こした結果、焼きビーフンが美味しかったな。
あと此処の杏仁豆腐凄いよ!と現地ガイドさんがお勧めしてくれるから楽しみにしたら、確かに凄い杏仁豆腐だった。寒天で固めたというより、杏仁風味の餅?美味しいし珍しいので頑張って食べたけど口の中に期待してたのはあのぷるんぷるんの杏仁でした。
旅行中、コーラはすべてコカコーラ。ビールはすべて台湾国営の同じメーカー。他に飲み物ないんかってくらい同じものが出てきたけれど、何処でも美味しいホット烏龍茶は日本の煎茶のノリで出てきたので嬉しかった。

この後オプショナルツアーでマッサージ店へ。
志村けんさんが来た事があるらしく、全面バカ殿様をキャラクター化。
一度やってみたかったカッピング(背中にコップみたいのを乗せて吸引するヤツ)をやれて大満足です。背中の皮膚が見た事のない色合いの水玉模様になりました。こうか?一度やったんじゃ分かりませんよね!!!私の好奇心を満足させたのが効果。
しかしここのマッサージ店、いかがわしいものじゃないのに全身マッサージしてくれるおねえさま?おばさま?皆さんミニスカ。隣で背術を受けていた同じ職場の子曰く、『まさきさんのマッサージしてたおばさん特にミニで、パンツ見えるかと思いました!!』とのこと。見えそうで見えないという事はプロだ。


・二日目。
ホテルの楽しみ朝ご飯。洋風メインでしたが中華粥もちょこっと。



目の前で焼いてくれるオムレツとかホテルっぽくていいですよね!でも本当にこっち、半熟という概念は無いんだな~ってくらい結構しっかり火を入れてくれました。チーズも入ってたからそっちでとろとろだったけれど。中華粥の付け合わせの茹で卵も何もそこまでしなくて持ってくらい黒くなるほど固ゆででした。

この日のメインは中正記念堂。



↑はジオラマ。
蒋介石が祀られている廟です。台北のど真ん中にただっ広い敷地。音楽堂とオペラハウスも併設されているそうです。
ちょうど期間限定展示で太平洋戦争を描いた絵画とかもあって微妙に居心地悪い思いもしたりしたのですが、気になったのはそれと同じフロア。思いっきりトランスフォーマー展やってました。そうか、都心のど真ん中にこれだけの敷地…ビッグサイト的な立ち位置になるのか。
というわけでどんな歴史的な価値があっても私の中で中正記念堂=トランスフォーマー展。

そしてお昼は圓山大飯店というホテルのレストラン。




いかにも中国!な見た目にわくわく。白澤さんとか封神のキャラが似合いそう…というか撮影したい(笑)





此処でもデザートにフルーツ。台湾=フルーツ王国というイメージで来る前から楽しみにしてたのですが、恐らく旬なのでしょう、一番お目に掛ったのはスイカ(あまり甘くない)旬は大事…でもこれ1ヵ月前にお腹たぷんたぷんになるほど食べた…

このあと台湾かき氷のお店へ。



元々有名な小龍包屋さんがあり、あったかいしょっぱいものを食べた後は冷たい甘いものを食べたいよね、という事でかき氷屋さんも出来たとのこと。
このうち台湾かき氷を発案したお店のご夫婦、人間大金を得ると碌な事はありません、その後離婚に至ったそう。お店をどっちのものにするか揉めに揉めて結局売却して今は跡地に別の人がかき氷屋をやっているらしい。そして離婚したご夫婦の奥さんは別の場所でかき氷屋を営み、旦那さんは現在行方不明だそうです…
信じるか信じないかは貴方次第です――じゃなくてそれはこれからかき氷を食べる前に聞くべき情報か!?かき氷は美味しかったです。

その後行天宮という三国志の関羽を祀る廟へ。



こちらの廟、お供え・お線香禁止、無料でお参り・おはらい・お守りもくれるというどうやって収入得ているんだろうと不安になってしまう一般人。どうやら参拝者が多すぎてお線香炊くとお勤めの方が肺を悪くするレベルらしい。
一般参拝客でもお払いしてくれるらしいのでやってもらいたかったのですがちょうど1日1回ある説法の時間。静かにしなきゃいけないのでお祓いはこの間休止らしいです。お守り頂いて帰りました。
ちなみに大きい寺があるとその前に占い師が集まるそうで、この近く占い街があります。
『道路挟んで西と東に分かれてるけれど、腕のいい人は西に集中してるから!』とそこまで言っていいのかというお得情報。
私は占いは聞くのが怖いのでやらなかったのですが、やった人の話だと来年結婚する子が何も言わないうちにそれを当てられたり、婚活中の子が大丈夫子供は持てると言ってもらえたり、ちょっとやってみても良かったなーと思っています。

それから旅行中一番楽しみにしていた千と千尋の舞台になったうちの一つの九份という街へ。
この九份、昔は何もない集落で九世帯の家族が住んでいたそう。そしてたまに街まで買い出しに出かける必要があり、そういう時は買って来たものを九世帯で分けていた=九人で分けていた=九份という名前の由来になったらしい。
そしてこの一帯の上空を飛行機で飛んでいた時、機材がよくおかしくなった。これは何かあるなと思ってまだ日本占領下の台湾で調べたところ、金の鉱脈が発見。そして人が集まり食事処が集まり遊郭ができ、今の町として発展したそう。
その後太平洋戦争が終わり日本が撤退した時、なぜか金もパタリと取れなくなってまた寂れてしまった。
だけど台湾で録られて人気となった映画のロケ地として使われ、また一気に人気復活。そして千と千尋の舞台となって日本人観光客も爆増。
……爆増していました。此処、台北からバスで1時間くらいとちょっと郊外にあるのですが、街が近づくと黄色いタクシーと観光バス渋滞。駐車場など使わず路上で下すのでさらに渋滞。でもそんな渋滞はほんの入り口でしか無かったのです…




まだマシだった地帯。オカリナ屋のお兄さんが華麗にジブリメドレーを吹いてくれます。
途中丸い白身魚の身?何と呼べばいいのか、え、何これ食べるのゲテモノ?と言いたくなるような食べ物がいくつもの屋台に並んでいました…あれ何だったんだろう…屋台飯はとても心惹かれるのですがなんか保存状態とかあれは食欲をそそられなかった…こっち来て画像検索しても引っかからないので正体が謎です。もしかしたら千と千尋のお父さんお母さんが食べてたみたいな凄く美味しいものかもしれないけど!
そして唐突に訪れる臭豆腐テロ。チャレンジする勇気と胃袋の余裕は無かったのですが、あれ1件あると5軒先まであの臭いです。
で、屋台街を抜けると撮影スポットの階段の上部に出る。この階段がまた狭い。しょうがないよね別に観光客向けに作ってないもんね。そして日本はシルバーウィーク。
…夏コミ待機列を崩したような状態であまり整備されていない階段を下りなければならないという肝試しを体験する事になりました。しかも人混みの中にも容赦なく推し進んでくる配達トラックも有り。それを避けようと動く人混み。降りてる最中頭の中には『日本でもアニメのモデルとなったとして名高い観光地の九份でこのシルバーウィーク悲しい事故が起きました。ドミノ倒しにより犠牲になったのは……』というニュース速報が流れる。しかも団体旅行。最後尾から一人ずつ消えて言っても仕方ない。



でもどうにか写真は撮りバスまで戻り、第一の感想はあー綺麗だったね!ではなくて良かった生きて帰れた―!!でした。
そしてこの命の危機を感じる混雑のなか、私が一番尊敬しているのは飲兵衛の先輩(女性・娘有)人混みをどうにか抜けてみんな息も絶え絶えに合流しているのに、なぜか彼女の手の中には出発地点で持っていなかった一杯のビールが…プラスチックカップにはカオナシノのイラストが描かれていました。九份を一番満喫したのは彼女だと思う。酒飲みパねえ。

その日の夕食は故宮博物館の隣のレストランで広東料理。



メニューも博物館展示物にちなんだものだったり、食器も展示物を模したものだったり。
…ちなみにこの日の夕食が一番つらかった。高級料理なのは解りますがとにかく口に合わない。フードファイトも限界。
食べ物は大切に、出されたものは残さない主義なのですがもうこの時は食べられるものだけおいしく食べようと決意しました。
此処でも出る豚の角煮。台湾来て三度目です。胃袋はもう要らないと言っているのに美味しかったから、本当に美味しかったんだろうな。日本でこれだけで白メシ丼で食べたい。
あと此処ではアワビの煮物?も出ました。スライスされたもの。でも触感が何かすごくチープなものに似てる…なんだろうこれ…と真剣に考えてたら別の女の子が言った一言
「これインスタントのキツネうどんのナルトの感触だ!!」
そ れ だ !!!!
でもなぜわざわざキツネうどんのナルト…おあげじゃないのか…


・三日目

朝ご飯。



二日目朝ご飯と比べれば胃のコンディションが分かると思います。
嫌いなものは餅と粥と明言するくらいお粥嫌いなのですが、この日はお粥にすがりました。トッピング盛りだくさんだけど。

この日は台北一高い建物の台北101へ。



台湾では凄く大きいもの=100(長寿を表すなら100歳まで長生きしてね、みたいな)という概念が昔からあるので、限界の向こう側へ行こうぜ!という事で101。101匹ワンちゃん関係なかった。ちなみに高さは五百八メートル。末広がりです。
この建物見た時の第一印象、知ってる、此処年末爆破されるタワーだ!って感じでした(笑)(『台北101 花火』で画像検索すると出てきます)



此処に台湾一有名な小龍包屋さんが入っていてそこでお昼ご飯だったのですが、台湾飯ラストが此処で良かった!二日目夜の広東料理がラストじゃ無くてよかった!美味しい思い出を持って帰れました。

そして飛行機まで時間があったのでこのあと松山文創園区という元たばこ工場の跡地を利用したショッピング施設に。
此処、旅行中見たお土産屋さん系で一番面白かったです。台湾土産!というより可愛い雑貨屋散形が沢山。
クロスステッチの作品が飾ってあるお店で一目ぼれしてキット衝動買いしてきました。
あと台湾の本屋さん。大人のぬり絵の発狂しそうな細かさレベルの不思議の国のアリス(Dィズニーではない)とか今も思い出すくらい心が引かれたのですが台湾まで来て土産が本かよという自制が効いてしまい断念。台湾の本屋さんにもBL本がありました!

そんな感じで台湾離陸。
帰りの機内食、『ビーフorフィッシュ?』と聞かれて「フィッシュ!!!」と即答するくらいには胃が疲れていた(食い意地が張っているので食べないという選択肢はない)



帰りの飛行機は揺れました。命の危険を感じるような揺れ方じゃなくてうわんうわんと乗り物酔いする揺れ方…でも機内映画観たかったから頑張った。

以上、二泊三日台湾社員旅行でした!
凄く楽しかったし死ぬかと思った九份も過ぎればいい思い出だけど、満喫しつくした感じがあるので後10年くらいは行かなくていいかなあ。
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